Web集客 現状サマリー(2026年8月)

集計期間:2026年8月1日〜8月19日(19日間) / 株式会社ホンカ・ジャパン
出典:Google Analytics 4、Google広告・Yahoo!広告 管理画面、Google Search Console

要約

サイト訪問(1日あたり)
409
7月 334 → +22%・過去最高
問い合わせ(1日あたり)
1.42 件
7月 1.10 → +29%
資料請求フォーム完了率
8.6%
5ヶ月間ほぼ横ばい
集客は伸びています
250 → 409 件/日
6月から8月にかけて、1日あたりのサイト訪問が1.6倍になりました。広告の最適化と計測の改善が効いています。
受け皿は変わっていません
7.9% → 8.6%
同じ期間、資料請求フォームの完了率はほぼ横ばいです。訪問が増えたぶん、取りこぼしも増えています。

集客側の施策は結果が出ています。一方で資料請求フォームだけが5ヶ月間変わっていません。ここを改善できれば、追加の広告費をかけずに問い合わせ数を伸ばせる余地があります。

1. 8月の状況

月によって日数が違うため、「1日あたり」で比較しています。

月日数サイト訪問訪問/日問い合わせ件/日
2026年4月197,167377180.95
2026年5月317,818252371.19
2026年6月307,492250210.70
2026年7月3110,346334341.10
2026年8月
8/1〜8/19
197,765409271.42

訪問・問い合わせとも過去最高のペースです。このペースが続けば、8月は月間で問い合わせ44件前後の着地が見込まれます(過去最高は5月の37件)。

※ 8月は19日時点の集計です。月末までの数字ではありません。

1-1. 「問い合わせ」の内訳

本レポートで「問い合わせ」と表記しているのは、次の3種類の合計です。

種類2026年7月2026年8月(19日時点)
資料請求(冊子)2116
資料請求(PDF)108
東京ショールーム予約33
合計3427

お問い合わせフォームは含まれていません

サイトには上記のほかにお問い合わせフォーム(honka.co.jp/contact/)があり、4月以降で431名が訪問しています。しかし送信完了時のページが専用のURLになっていないため、何件申し込まれたか計測できていません。

資料請求フォームは完了時に専用ページへ移動する作りのため計測できていますが、お問い合わせフォームは入力・確認・完了がすべて同じURLで表示されており、区別がつかない状態です。

実際の問い合わせ件数は、本レポートの数字より多い可能性があります。フォーム改修の際に、完了ページのURLを分けていただくことをご提案します。

※ 上記は件数(発生回数)での集計です。3章のフォーム分析は「人数」で集計しているため、同じ月でも1〜2件の差が生じる場合があります。

2. 広告の内訳

キャンペーン訪問 フォーム
到達
到達率 問い合わせ問い合わせ率 滞在時間閲覧
ページ
Google 検索広告472 255.3% 71.48% 334秒4.90
Google P-MAX2,008 381.9% 70.35% 148秒2.26
Yahoo 検索広告524 203.8% 20.38% 198秒3.50
Yahoo ディスプレイ広告535 61.1% 10.19% 134秒2.22
Google デマンドジェネレーション
無料枠での配信(8/11〜)
1,307 171.3% 00.00% 100秒1.89
自然検索(広告以外)1,161 232.0% 40.34% 292秒4.07

「フォーム到達」は資料請求(冊子・PDF)またはショールーム予約の入力画面まで進んだ人数、「到達率」は訪問に対する割合です。

2-1. Google検索広告が最も効率的です

問い合わせ率1.48%は他媒体の4倍前後です。滞在時間334秒・1回あたり4.90ページと、じっくり読まれています。「ログハウスを探している人」に直接届くため、当然の結果とも言えます。

訪問数はP-MAXの4分の1以下ですが、問い合わせ数は同じ7件です。

2-2. フォームまで進む割合に、大きな差があります

今回あらたに「フォームに到達した人数」を集計しました。訪問者のうち何割が申し込み画面まで進んだかを示す数字です。

媒体フォーム到達率傾向
Google 検索広告5.3%検索してきた層は申し込み画面まで進みやすい
Yahoo 検索広告3.8%同上
自然検索2.0%熱心に読むが、まだ検討段階の層が多い
Google P-MAX1.9%訪問数は多いが、進む割合は検索の3分の1
Google デマンドジェネレーション1.3%認知目的のため想定内
Yahoo ディスプレイ広告1.1%最も低い

検索広告(5.3%・3.8%)とディスプレイ系(1.9%・1.3%・1.1%)で、3〜5倍の開きがあります。「自分で探している人」と「たまたま目に入った人」の違いが、そのまま数字に出ています。

Google P-MAXは訪問2,008に対しフォーム到達38人。訪問数はGoogle検索広告の4倍以上ありますが、フォームまで進む人数は1.5倍にとどまります。

2-3. デマンドジェネレーションについて

8月11日から、Googleから発行されたプロモーション枠(無料)を使ってデマンドジェネレーション広告を配信しています。YouTube・Discover・Gmailなどに表示される、認知拡大向けの広告です。

9日間で1,307訪問を集めていますが、問い合わせは0件です。滞在100秒・1.89ページと、他の広告より浅い閲覧にとどまっています。

この数字の受け止め方

実費は発生していないため、問い合わせ0件でも損失ではありません。能動的に探している層ではなく「たまたま目に入った層」への配信なので、すぐに問い合わせにつながらないのは想定の範囲です。

ただし全体の平均値を押し下げる点にはご留意ください。8月の問い合わせ率が0.35%と5月(0.47%)より低く見えるのは、この1,307訪問が分母に入っているためです。実力が落ちたわけではありません。

3. 最大の課題:資料請求フォーム

資料請求フォームまでたどり着いた方の9割以上が、申し込まずに離脱しています。この状況が5ヶ月間続いています。

期間フォーム到達申し込み完了完了率逃した件数
2026年4月154159.7%16件
2026年5月2012110.4%19件
2026年6月177147.9%21件
2026年7月226208.8%25件
2026年8月(19日時点)185168.6%21件
累計943869.1%102件

「逃した件数」は、完了率20%で運用できていた場合との差です。20%という水準は、後述するPDF版の実績(累計26.9%)より控えめに設定しています。広告費に換算すると約173万円分にあたります(7月の問い合わせ単価 ¥16,974 で試算)。

3-1. 同じサイト内に、答えが出ています

ホンカのサイトには資料請求フォームが2種類あります。入力項目の少ないPDF版は、完了率が高い状態が5ヶ月続いています。

期間 冊子版(設問20問) PDF版(設問5問) 差
到達完了完了率 到達完了完了率
2026年4月154159.7%25728.0%2.9倍
2026年5月2012110.4%311032.3%3.1倍
2026年6月177147.9%29724.1%3.1倍
2026年7月226208.8%26830.8%3.5倍
2026年8月(19日時点)185168.6%34720.6%2.4倍
累計943869.1%1453926.9%2.9倍

5ヶ月すべてでPDF版が上回っています。到達した人数は冊子版が6.5倍(943人 対 145人)と圧倒的に多いにもかかわらず、実際の申し込み件数は86件 対 39件で2.2倍にとどまります。

もし冊子版がPDF版と同じ完了率(26.9%)で運用できていれば、累計943人から254件の申し込みがあった計算です。実績は86件でした。

一般論ではなく、同じサイト・同じ訪問者層での実測値である点が重要です。「設問を減らせば増えるはず」という推測ではなく、すでにホンカのサイト内で証明されています。

3-2. 現在のフォームの構成

ブロック設問入力欄主な内容
送付先情報714氏名・フリガナ・住所・電話・メール
個人属性55生年月日・職業・会社名・役職など
営業ヒアリング68用途・広さ・検討時期・予算・土地の有無
認知経路118「どこで知ったか」の選択と詳細
自由記入11ご質問・ご要望
合計2046

特に負担が大きいのが以下の2点です。

ご提案:設問20問 → 7問へ

カタログ送付に必要な項目に絞る案です。営業ヒアリング項目はカタログ送付後のフォローで伺う形に移します。

残す項目:お名前/メールアドレス/郵便番号/住所/建物名(任意)/用途(任意)/電話番号(任意)/どこで知ったか(任意・選択式1つ)

想定される効果:完了率20%(PDF版より控えめ)で試算すると、現在の訪問数のままで月あたり20〜25件の増加が見込まれます。広告費の追加は不要です。

4. この4ヶ月で改善したこと

時期実施内容結果
5月広告のリンク先を「良い家とは」ページへ変更 問い合わせ単価が大幅に改善
7月お客様リストを活用した広告配信(カスタマーマッチ)を導入 P-MAXの問い合わせ単価が半減
8月Yahoo!広告の計測設定を修正 広告と自然検索を正確に区別できるように
8月ディスプレイ広告の配信対象を再訪問者に限定 閲覧の質が改善、初の問い合わせを獲得

4-1. 計測が正確になりました

これまでYahoo!広告からの流入が「直接アクセス」や「自然検索」に紛れ込んでいました。8月2日に設定を修正したことで、正しく分類されるようになっています。

7月まで8月
直接アクセスへの広告の混入53.6%1.3%
自然検索への広告の混入20.0%0.1%

これまで自然検索の数字は2割ほど水増しされていました。今後はSEOの実力を正確に評価できます。

5. ご相談したいこと

  1. 資料請求フォームの項目削減(最優先)
    設問20問 → 7問へ。同じサイトのPDF版が3倍以上の完了率を実証しています。 月20〜25件の増加が見込まれ、広告費の追加は不要です。実装のご判断をいただければと思います。
  2. フォームの動作確認
    ブラウザ別に見ると、Firefoxでは37名が到達して申し込み0件、Chromeも3.2%と低い状態です (Safari 21.4%・Edge 12.5%)。技術的な不具合の可能性があり、実機での送信テストをお願いしたいと考えています。
  3. Google検索広告の予算配分
    問い合わせ率1.48%と最も効率が良い一方、予算は日額¥3,300で制限がかかっています。 増額の余地についてご検討いただければと思います。
  4. お問い合わせフォームの完了ページを別URLに
    4月以降431名が訪問していますが、成果が計測できていません。資料請求フォームの改修と あわせてご依頼いただければ、手戻りなく対応できると思われます。
  5. Instagramのリンク設定
    現在、Instagramからの流入が正確に計測できていません。リンクに計測用の情報を追加する方法をご案内済みです。