集計期間:2026年8月1日〜8月19日(19日間) / 株式会社ホンカ・ジャパン
出典:Google Analytics 4、Google広告・Yahoo!広告 管理画面、Google Search Console
集客側の施策は結果が出ています。一方で資料請求フォームだけが5ヶ月間変わっていません。ここを改善できれば、追加の広告費をかけずに問い合わせ数を伸ばせる余地があります。
月によって日数が違うため、「1日あたり」で比較しています。
| 月 | 日数 | サイト訪問 | 訪問/日 | 問い合わせ | 件/日 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2026年4月 | 19 | 7,167 | 377 | 18 | 0.95 |
| 2026年5月 | 31 | 7,818 | 252 | 37 | 1.19 |
| 2026年6月 | 30 | 7,492 | 250 | 21 | 0.70 |
| 2026年7月 | 31 | 10,346 | 334 | 34 | 1.10 |
| 2026年8月 8/1〜8/19 | 19 | 7,765 | 409 | 27 | 1.42 |
訪問・問い合わせとも過去最高のペースです。このペースが続けば、8月は月間で問い合わせ44件前後の着地が見込まれます(過去最高は5月の37件)。
※ 8月は19日時点の集計です。月末までの数字ではありません。
本レポートで「問い合わせ」と表記しているのは、次の3種類の合計です。
| 種類 | 2026年7月 | 2026年8月(19日時点) |
|---|---|---|
| 資料請求(冊子) | 21 | 16 |
| 資料請求(PDF) | 10 | 8 |
| 東京ショールーム予約 | 3 | 3 |
| 合計 | 34 | 27 |
サイトには上記のほかにお問い合わせフォーム(honka.co.jp/contact/)があり、4月以降で431名が訪問しています。しかし送信完了時のページが専用のURLになっていないため、何件申し込まれたか計測できていません。
資料請求フォームは完了時に専用ページへ移動する作りのため計測できていますが、お問い合わせフォームは入力・確認・完了がすべて同じURLで表示されており、区別がつかない状態です。
実際の問い合わせ件数は、本レポートの数字より多い可能性があります。フォーム改修の際に、完了ページのURLを分けていただくことをご提案します。
※ 上記は件数(発生回数)での集計です。3章のフォーム分析は「人数」で集計しているため、同じ月でも1〜2件の差が生じる場合があります。
| キャンペーン | 訪問 | フォーム 到達 | 到達率 | 問い合わせ | 問い合わせ率 | 滞在時間 | 閲覧 ページ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Google 検索広告 | 472 | 25 | 5.3% | 7 | 1.48% | 334秒 | 4.90 |
| Google P-MAX | 2,008 | 38 | 1.9% | 7 | 0.35% | 148秒 | 2.26 |
| Yahoo 検索広告 | 524 | 20 | 3.8% | 2 | 0.38% | 198秒 | 3.50 |
| Yahoo ディスプレイ広告 | 535 | 6 | 1.1% | 1 | 0.19% | 134秒 | 2.22 |
| Google デマンドジェネレーション 無料枠での配信(8/11〜) |
1,307 | 17 | 1.3% | 0 | 0.00% | 100秒 | 1.89 |
| 自然検索(広告以外) | 1,161 | 23 | 2.0% | 4 | 0.34% | 292秒 | 4.07 |
「フォーム到達」は資料請求(冊子・PDF)またはショールーム予約の入力画面まで進んだ人数、「到達率」は訪問に対する割合です。
問い合わせ率1.48%は他媒体の4倍前後です。滞在時間334秒・1回あたり4.90ページと、じっくり読まれています。「ログハウスを探している人」に直接届くため、当然の結果とも言えます。
訪問数はP-MAXの4分の1以下ですが、問い合わせ数は同じ7件です。
今回あらたに「フォームに到達した人数」を集計しました。訪問者のうち何割が申し込み画面まで進んだかを示す数字です。
| 媒体 | フォーム到達率 | 傾向 |
|---|---|---|
| Google 検索広告 | 5.3% | 検索してきた層は申し込み画面まで進みやすい |
| Yahoo 検索広告 | 3.8% | 同上 |
| 自然検索 | 2.0% | 熱心に読むが、まだ検討段階の層が多い |
| Google P-MAX | 1.9% | 訪問数は多いが、進む割合は検索の3分の1 |
| Google デマンドジェネレーション | 1.3% | 認知目的のため想定内 |
| Yahoo ディスプレイ広告 | 1.1% | 最も低い |
検索広告(5.3%・3.8%)とディスプレイ系(1.9%・1.3%・1.1%)で、3〜5倍の開きがあります。「自分で探している人」と「たまたま目に入った人」の違いが、そのまま数字に出ています。
Google P-MAXは訪問2,008に対しフォーム到達38人。訪問数はGoogle検索広告の4倍以上ありますが、フォームまで進む人数は1.5倍にとどまります。
8月11日から、Googleから発行されたプロモーション枠(無料)を使ってデマンドジェネレーション広告を配信しています。YouTube・Discover・Gmailなどに表示される、認知拡大向けの広告です。
9日間で1,307訪問を集めていますが、問い合わせは0件です。滞在100秒・1.89ページと、他の広告より浅い閲覧にとどまっています。
実費は発生していないため、問い合わせ0件でも損失ではありません。能動的に探している層ではなく「たまたま目に入った層」への配信なので、すぐに問い合わせにつながらないのは想定の範囲です。
ただし全体の平均値を押し下げる点にはご留意ください。8月の問い合わせ率が0.35%と5月(0.47%)より低く見えるのは、この1,307訪問が分母に入っているためです。実力が落ちたわけではありません。
資料請求フォームまでたどり着いた方の9割以上が、申し込まずに離脱しています。この状況が5ヶ月間続いています。
| 期間 | フォーム到達 | 申し込み完了 | 完了率 | 逃した件数 |
|---|---|---|---|---|
| 2026年4月 | 154 | 15 | 9.7% | 16件 |
| 2026年5月 | 201 | 21 | 10.4% | 19件 |
| 2026年6月 | 177 | 14 | 7.9% | 21件 |
| 2026年7月 | 226 | 20 | 8.8% | 25件 |
| 2026年8月(19日時点) | 185 | 16 | 8.6% | 21件 |
| 累計 | 943 | 86 | 9.1% | 102件 |
「逃した件数」は、完了率20%で運用できていた場合との差です。20%という水準は、後述するPDF版の実績(累計26.9%)より控えめに設定しています。広告費に換算すると約173万円分にあたります(7月の問い合わせ単価 ¥16,974 で試算)。
ホンカのサイトには資料請求フォームが2種類あります。入力項目の少ないPDF版は、完了率が高い状態が5ヶ月続いています。
| 期間 | 冊子版(設問20問) | PDF版(設問5問) | 差 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 到達 | 完了 | 完了率 | 到達 | 完了 | 完了率 | ||
| 2026年4月 | 154 | 15 | 9.7% | 25 | 7 | 28.0% | 2.9倍 |
| 2026年5月 | 201 | 21 | 10.4% | 31 | 10 | 32.3% | 3.1倍 |
| 2026年6月 | 177 | 14 | 7.9% | 29 | 7 | 24.1% | 3.1倍 |
| 2026年7月 | 226 | 20 | 8.8% | 26 | 8 | 30.8% | 3.5倍 |
| 2026年8月(19日時点) | 185 | 16 | 8.6% | 34 | 7 | 20.6% | 2.4倍 |
| 累計 | 943 | 86 | 9.1% | 145 | 39 | 26.9% | 2.9倍 |
5ヶ月すべてでPDF版が上回っています。到達した人数は冊子版が6.5倍(943人 対 145人)と圧倒的に多いにもかかわらず、実際の申し込み件数は86件 対 39件で2.2倍にとどまります。
もし冊子版がPDF版と同じ完了率(26.9%)で運用できていれば、累計943人から254件の申し込みがあった計算です。実績は86件でした。
一般論ではなく、同じサイト・同じ訪問者層での実測値である点が重要です。「設問を減らせば増えるはず」という推測ではなく、すでにホンカのサイト内で証明されています。
| ブロック | 設問 | 入力欄 | 主な内容 |
|---|---|---|---|
| 送付先情報 | 7 | 14 | 氏名・フリガナ・住所・電話・メール |
| 個人属性 | 5 | 5 | 生年月日・職業・会社名・役職など |
| 営業ヒアリング | 6 | 8 | 用途・広さ・検討時期・予算・土地の有無 |
| 認知経路 | 1 | 18 | 「どこで知ったか」の選択と詳細 |
| 自由記入 | 1 | 1 | ご質問・ご要望 |
| 合計 | 20 | 46 |
特に負担が大きいのが以下の2点です。
カタログ送付に必要な項目に絞る案です。営業ヒアリング項目はカタログ送付後のフォローで伺う形に移します。
残す項目:お名前/メールアドレス/郵便番号/住所/建物名(任意)/用途(任意)/電話番号(任意)/どこで知ったか(任意・選択式1つ)
想定される効果:完了率20%(PDF版より控えめ)で試算すると、現在の訪問数のままで月あたり20〜25件の増加が見込まれます。広告費の追加は不要です。
| 時期 | 実施内容 | 結果 |
|---|---|---|
| 5月 | 広告のリンク先を「良い家とは」ページへ変更 | 問い合わせ単価が大幅に改善 |
| 7月 | お客様リストを活用した広告配信(カスタマーマッチ)を導入 | P-MAXの問い合わせ単価が半減 |
| 8月 | Yahoo!広告の計測設定を修正 | 広告と自然検索を正確に区別できるように |
| 8月 | ディスプレイ広告の配信対象を再訪問者に限定 | 閲覧の質が改善、初の問い合わせを獲得 |
これまでYahoo!広告からの流入が「直接アクセス」や「自然検索」に紛れ込んでいました。8月2日に設定を修正したことで、正しく分類されるようになっています。
| 7月まで | 8月 | |
|---|---|---|
| 直接アクセスへの広告の混入 | 53.6% | 1.3% |
| 自然検索への広告の混入 | 20.0% | 0.1% |
これまで自然検索の数字は2割ほど水増しされていました。今後はSEOの実力を正確に評価できます。